逆就活へ参加するときのノウハウまとめ
逆就活に参加してきました!
世の中にはIT系逆就活というイベントがあります。
東京で開催された23,24日にイベントに参加してきました。
僕は「東京の企業さんを知りたい」と思って参加してみました。
え、クリスマスって何それ美味しいの?
この記事の目的
- 自分のための反省・備忘録
- 次回イベント参加予定者のためのメモ
- イベントについて感想を書きたい(広めたい)
特に、自分が**「イベントに参加するメリットを最大化する」**ことを目的にまとめます。
他の人には、多少参考になればという程度です。長いので、逆就活に関係の無い人は見ないことをお勧めします。
どんなイベントなの?
色んな企業さんとお話できます。楽しかったです!
pixiv, シーエーモバイル, 楽天, ネクスト, SanSan, GaiaX, リクルートホールディングス, 出版デジタル機構, ジャストシステム, エフォーション, イード, ABEJA, エイチーム, コロプラ, リッチメディア, ウイングル, Docomo, Microsoft...他数社(敬称略)
の企業さんが来てくださっていました。
イベントの流れ
イベントの体型は合同説明会の、企業と学生が入れ替わった感じでしょうか。 30分ごとに、企業は指名した学生との面談を繰り返します。
イベントの流れはこんな感じです。(企業側の流れは完全な憶測です)
- (学生) プロフィールをイベントページに公開
- (企業) 学生のプロフィールを見て面白そうな人をリストアップ
- -- イベント当日 --
- (企業) 名刺交換会にて、気になる学生に挨拶をする
- (企業) 会いたい学生に順位をつける(1~10位ぐらい)
- (主催) 順位を元に8タームの配分を調整する
- 面談 * 8
- 懇親会
- -- イベント翌日 -- : マッチングできた企業さんから個別に面談
逆就活ノウハウ
ノウハウって言い方だと、いかにも得意気ですね。笑
そうではなくて、イベントに参加して失敗したことの反省を書きます。
僕は仮説が間違っていたので、随分もったいないことをしましたね。。。
それぞれのレイヤーで、**「間違っていた仮説」と「次の仮説」**を書いておきます。(次回に反省を生かす!)
プロフィール作成のノウハウ
- [x] 選考を通るために、プロフィールを作り込めば良い
- [o] 特定企業への熱烈なアピールのためのプロフィール + α
今回、僕はプロフィールの作成において**「選考を通る」**ことのみを目的に作っていました。
そして、面談では30分という長い時間を使って、何でも話せると思っていました。
完全に間違いです。その理由は、次の通りです。
- 企業はプロフィールを見て、指名を決める(順位込み)
- 面談の30分で話せることはほとんどなく、プロフィールで示した内容の確認の時間だった
思えば、イベントの選考に通ることを目的にするのは大変馬鹿げていましたね。。
イベントの選考
今回、イベント選考は若い方が担当していました。
なので、プロフィールは**「なぜこの学生を選んだのか」**と、選考担当が上司に言い訳できる内容さえ押さえていれば大丈夫なはず。
ここに重点をおくとは、非常に馬鹿なことをしました。
プロフィールはこう作る
となると、改善してやることはHPと一緒ですね。おぉ、簡単。
- 興味をそそるコンテンツでページ(プロフィール)へ誘導する
- ファーストビューで、離脱率を減らす
- コンバージョン(次の選考/内定後の仕事)に向けて、必要なコンテンツを揃える
プロフィール画面が画一的なレイアウトなので、特徴を付けづらいのが残念です。
名刺交換のノウハウ
- [x] 顔をがんばって覚える
- [o] 顔は覚えない
入れ替わり立ち代わりで、10~20人を覚えるのは無理です。笑
なので、MacBookAirで録画しながら名刺交換をします。
その場で覚える必要な無くなれば、随分楽に名刺交換できますね。
面談
- [x] 企業は人物を知りたいと思っており、30分でどれだけ自分のことを知ってもらえるかが重要
- [x] 面談に来る企業は、自分にかなり興味がある
- [o] 企業はその学生は**「何が出来るか」を知りたい**と思っており、企業の事業と一致するかが重要
- [o] 面談に来る企業は、それぞれ目的が異なる
うーむ、これは一番戦略を間違えましたね。 Yahooの方に教えてもらえたような気がします。
まず、企業さんは「僕にとても興味を持ってくれている」という前提で考えていました。 その前提でたつと、おかしな面談になります。
企業は何を考えている?
そもそも、イベントに来る企業さんはそれぞれ目的が違うみたいですね。 多分、次のようなパターンに分かれると思います。
ポジティブな目的
- プロフィールを見て企業の採用基準に合致すると思い、確認のため
- 単に、面白そうな学生だから話したかった
ネガティブな目的
企業はきっと多額のお金を主催者に払っています。 とすると、人事の方としても次のような思惑が出てくるのではないでしょうか。
- 人事の新人教育のため、練習台としての面談
- 興味がない学生だけれど、8人まで希望を埋めないとお金が勿体ない
- 自社のセミナーへ参加者が増えれば、自分の評価に繋がる
売上げは凄いけど、知名度の少ないベンチャー企業というのもあるので、(2,3)は十分に考えられます。
面談のノウハウ
面談は、企業も学生も貴重な時間を使って参加しています。しかしながら、先ほど述べたように企業さんが何を考えているか分かりません。
ということで、僕がまた参加する際には次のフローで面談を行おうと思います。
- 面談開始のときに、面談の目的をお互いに確認する
- その企業が求めている人材を確認する。(プロフィールのどこを見て来たのか、何位に指名したのか)
- 自分が出来ることと、企業に入ってやりたいことをプレゼンする
- 企業と雑談する
そして、どこかで「あ、違うな。」と思ったら、もう面談は終えようかなと思います。
人事の方も疲れるので、休めるような会話に切り替えたいですね。
ただ、今回はそう思って切り替えて話した企業さんにNo.1学生に選ばれたので、就活って本当よく分かりません。
まとめ
まとめとして言うのなら、捨てることが大事だと思います。
もっと色んなものを捨てた方が良かったなと思います。
HPを作るときと一緒で、色んなことを捨象して集中するべきでした。せっかく、自分というコンテンツがあるのに、魅せ方へのこだわりが無かったですね。
ということで、次回参加する際には3社ぐらいからしか面談希望が来ないぐらいになれば合格かなぁ、と思います。